沿革・開発実績
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1927 年
創業者 平松義一が大阪市で建築金物製造業として平松金属工業所を発足。
1950 年ごろの石油コンロで使用されていた綿織物のしんは燃え尽きるたびに消耗し、交換する必要があるという課題がありました。そこで当社は燃え尽きても減らないしんの研究を重ね、1953 年、世界で初めてガラス繊維を使用したしんを開発しました。その後、1958 年、ガラス繊維を使用した消耗しない燃焼部と綿織物を使用した安価で高い吸い上げ能力を持つ吸い上げ部、これらを組み合わせた継ぎしんの開発に成功。1959 年に当社のガラスしんが株式会社内田製作所（現在の株式会社コロナ様）の石油コンロに採用されると、それ以降、ガラスしんの時代に一気に突入しました。
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1957 年
シルバー工業株式会社 として資本金80 万円で発足。
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1958 年
長年培った技術を活かして、さまざまな市場に参入。
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1962 年
ガラス繊維とカーボン繊維を重織したしんで特許を取得。
石油ストーブのガラスしんが一般的となって、一気に普及。
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1966 年
大阪府八尾市南植松町に太子堂工場を新設。
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1971 年
太子堂工場、工業標準化実施優良工場として大阪通商産業局長賞受賞。
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1975 年
石油・ガス温風暖房機用断熱カバーを開発。
当社のやけど防止カバーは、250℃の耐熱性を備え、ガス・石油暖房機器・ボイラーの排気筒や熱風発生器のフレキホースのやけど防止用に使用されています。アラミド繊維（テイジン コーネックス）・ガラス繊維などの耐熱性繊維を駆使して、お客さまのご要望に応じて、700℃までの耐熱用途に対応可能なやけど防止カバーを提供しています。
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1978 年
八尾税務署より優良申告法人として表敬状を受領。（第１回）
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1979 年
石油燃焼器の灯しんにおける発明考案の企業化と科学技術の進歩への貢献が認められ、
平松秀一が公益社団法人発明協会から発明奨励賞を受賞。
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1980 年
石油ファンヒーター用の電磁ポンプの研究開発に着手。
1978 年頃から灯しんを使用したポータブル石油ストーブの代替として、温風の出る石油ファンヒーターが売り出されました。当社は1980 年、石油ファンヒーターの部品である電磁ポンプの研究に着手し、製品化に成功しました。
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1981 年
吸上部に不織布を使用した新しいストーブしんを開発。
アメリカを中心としてストーブの輸出が増大し、当社もストーブ用のしんを供給していました。それまでの灯しんの生産量は、毎年300～400万本程度でしたが、この年は600万本、翌年には1000万本にまで達しました。このような需要増大の中で、吸上部に使用する綿織物の調達は困難を極めていたため、不織布を吸上部として使用することに着目。研究を重ねた結果、非常に調達しやすい新しい吸上部用不織布を開発し、業界に先駆けて製品化に成功しました。
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1982 年
石油ファンヒーターの普及に伴って、電磁ポンプの量産を開始。
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1983 年
固定抵抗器付電磁ポンプの開発に成功。
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1989 年
大阪府八尾市北亀井町に亀井工場 東棟を新設。
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1990 年
石油燃焼器の部品研究開発と技術育成が認められ、平松秀一が科学技術庁長官賞を受賞。
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1991 年
社号をシルバー工業株式会社からシルバー株式会社に変更。
石油燃焼器の発展に多大な貢献が認められ、平松秀一が黄綬褒章を受章する。
ワクチンを移送する際は、保冷のために熱吸収式冷蔵庫を使用しています。この冷蔵庫には綿しんが使用されていたため、輸送中にしんが燃え尽きてしまい、ワクチンが変質して使えなくなることが多発していました。当社はWHO より燃え尽きても減らない灯しんの開発依頼を受け、従来の灯しん技術を応用して熱吸収式冷蔵庫用にガラス継ぎしんを開発しました。
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1996 年
太子堂工場、ISO9001 認証を取得。
それまでの脱臭フィルターは使い捨てがほとんどでしたが、業界で初めて水洗で脱臭性能が回復する脱臭フィルターの開発に成功し、注目されました。水洗いが可能となったことで、フィルターの寿命が大幅にアップし、経済的で、環境にもやさしく、いつも清潔なフィルターを使っていただくことが可能となりました。その特徴が評価され2001年度より大手メーカーに納入を開始しました。
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2004 年
太子堂工場、亀井工場共にISO14001 認証を取得。
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2005 年
ウォーターオーブンの給水ポンプの開発。
加熱した水蒸気で調理するウォーターオーブンに電磁ポンプが採用され､大ヒットとなった製品を裏から支えました｡
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2010 年
メンテナンスフリーを打ち出した食洗機向けの液体洗浄剤ポンプの開発に着手。
同年に量産を開始。
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2014 年
大阪府八尾市北亀井町に亀井工場 西棟を新設。
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2015 年
温水洗浄便座用の脈動ポンプの開発に着手。
同年に量産開始。
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2023 年
八尾税務署より優良申告法人として表敬状を受領。（9回連続）